今日、成田空港に行ってきた。飛行機に乗るためではない。誰かを迎えに、もしくは送って行ったのでもない。今日の成田空港の様子を見るために行った。コロナ禍で閑散としているのか、それともオリンピック前でけっこう賑わっているのか、実際のところどんな感じなのか、そんなことを見に行った。
何だか悪いことをしているような気もしていた。いや、何も悪いことはしていないのだが、後ろめたいような、そんな気がしていた。
そう、不要不急の外出だ。人にはそう言われるのかな、そんなことを考えていた。でも、当の本人は不要不急だとはもちろん思っていない。むしろ必要至急だと思っている。コロナ禍で、かつオリンピック直前の成田空港は今しか見られないからだ。
そんなことを考えながら気づいてしまったことがある。不要不急の最たるもの、それはオリンピック・パラリンピックだ。
いや、不要不急だからやってはいけないと言うつもりはない。そもそも不要か必要か、不急か至急かは当事者が決めることだ。他人がどうのこうの言うことではない。そして、不要不急だからといって、やっちゃいけないわけではない。
だから「やる、やらない」にここでは触れないが、いずれにしてもオリンピック・パラリンピックこそ不要不急の最たるものだと僕は思うな。