2021年4月29日木曜日

恐竜が絶滅したのは紀元前何世紀ごろの出来事か?

  ◇ 恐竜が絶滅したのは紀元前何世紀ごろの出来事か?
  ◇ 人口がアボガドロ数より多い国をすべて挙げよ。
  ◇ 太陽から最も近い恒星までジェット機で行くと何ヶ月かかるか?

 一つずつ見ていきましょう。

◇ 恐竜が絶滅したのは紀元前何世紀ごろの出来事か?
 1世紀は100年です。だいぶ長いですね。一方、恐竜が絶滅したのもだいぶ前。さて、恐竜が絶滅したのは紀元前何世紀ごろの出来事でしょうか?
 wikipedia によると、恐竜が絶滅したのは6600万年前。1世紀=100年で割ると、66万。従って、恐竜が絶滅したのは紀元前66万世紀です。ふぇ〜。

◇ 人口がアボガドロ数より多い国をすべて挙げよ
 人口が最も多いのは中国で14億人以上、次がインドで13億人以上、どちらも日本の10倍以上です。さて、人口がアボガドロ数より多い国は世界に何ヵ国あるでしょうか?
アボガドロ数とは物質量1モルに含まれる粒子の個数で、その数は 6×1023 です。高校の化学で出てくる定数です。ところで、中国の人口14億=1.4×109 ですから、アボガドロ数と比べると、だいぶ小さいですね。1014 分の1以下、100兆分の1以下です。つまり、人口がアボガドロ数より多い国はありません。あるわけない。

◇ 太陽から最も近い恒星までジェット機で行くと何ヶ月かかるか?
 ジェット機の最高速度は時速1,000kmほど。この速さで太陽から最も近い恒星まで行くと、さて何ヶ月くらいかかるでしょうか。
 太陽から最も近い恒星はケンタウルス座α星、4.3光年の距離です。地球1周は4万kmで、ジェット機では40時間かかりますが、光は1秒間に地球を7周半=30万km進みますから、・・・えぇっと、速さの比は 1:100万 だから光が4.3年かかる距離をジェット機で飛ぶと430万年=5000万ヶ月かかります。ふ〜っ。

 以上、ありえないくらい大きな数のようにも思えますが、いや、これくらいの大きな数に私たちは日常的に接しているんです。コンピュータの世界です。キロは千=103、メガは百万=106、ギガは十億=109、テラは一兆=1012…。ですから、これくらいの大きな数に親しんでおくことは案外と必要なことなのかもしれませんよ。

2021年4月18日日曜日

☆ 関連、未編集フォルダ

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◇ なぜ有害か?      (→ https://omori555.blogspot.com/2019/08/blog-post_97.html
◇ 答えのある問題 と 答えの無い問題(→ https://omori555.blogspot.com/2020/02/blog-post_31.html
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☆ 農地的な生き方     (→ https://omori55.blogspot.com/2020/12/blog-post_27.html )
☆ アジアの米作りの現在・過去・未来(→ https://omori555.blogspot.com/2021/01/blog-post.html
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☆ JR鶴見線で行く、自分探しの旅 (→ https://omori555.blogspot.com/2021/02/blog-post_18.html )
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☆ エネルギーのそもそも論 (→ https://omori55.blogspot.com/2021/01/blog-post.html )
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2021年4月15日木曜日

Python で九九の表を作る

for x in range(9):
    for y in range(9):
        print(x*y)

Python では整数は 0 から始まる。だから上の書式では x と y は 0 から 8 まで 9 回転する。
だから九九の表を作るには x*y ではうまくいかない。(x+1)*(y+1) としよう。
また、Python の print 文では、特に指示しなければ、表示した後に改行する。
改行しないようにするには、終わり方の指示として「,end=('')」をつけた形にする。

for x in range(9):
    for y in range(9):
        print((x+1)*(y+1),end=(''))

ただしこれでは全ての値が横に並んでしまう。しかも隙間が全く無い。
そこで、まず積の値を表示する際に1文字分の隙間を開けよう。
また、1の段、2の段、…の終わりに改行させよう。そのための記述が print('') である。
さらに、積の値が1桁のときにも1文字分の隙間を開けよう。

for x in range(9):
    for y in range(9):
        if (x+1)*(y+1)<10:
            print(' ',end=(''))
        print(' ',(x+1)*(y+1),end=(''))
    print('')

これを実行した結果が、次の通りである。

   1   2   3   4   5   6   7   8   9
   2   4   6   8  10  12  14  16  18
   3   6   9  12  15  18  21  24  27
   4   8  12  16  20  24  28  32  36
   5  10  15  20  25  30  35  40  45
   6  12  18  24  30  36  42  48  54
   7  14  21  28  35  42  49  56  63
   8  16  24  32  40  48  56  64  72
   9  18  27  36  45  54  63  72  81