2019年3月16日土曜日

人はなぜ三日月で月見をしないのか?

 月の満ち欠けは月と地球と太陽の位置関係によって決まる。


 では、ここで【問題】です。人は満月のときは月見をするのに、なぜ三日月で月見をしないのか? 上図をもとに理由を3つ挙げ、それぞれ1行で書いてください。



《解答例》
◇ 三日月は(満月に比べて)暗いから。
◇ 三日月は(満月に比べて)光っている面積が小さいから。
◇ 月の模様(うさぎが餅をついているとか)が見えないから。
◇ 三日月は夕方と明け方の短い時間しか見えないから。
◇ 三日月になる日数が多い(満月の2倍?もあって飽きちゃう)から。
など。 初めの3つは「月の形」すなわち「ある瞬間の動かない月」について考察することで出てくるでしょう。後の2つは「時間経過」(地球の自転と月の公転の相互関係)から出てくることです。

《珍答例》
 苦し紛れなんでしょうけれど、3つ目あたりにこんなのが出てきます。
△ 三日月の夜は狼男に襲われる心配がないので、安心して寝ていられる。
  (満月の夜は外で見張ってなきゃならない)
△ 三日月の端に魔女が腰掛けて魔法をかけようと狙っているので、
  家から出ない方がいい。(魔女宅ネタ)
△ 満月の夜は、かぐや姫が月に帰るのを見送れるかも。
  (牛車が満月を横切る映像見たいよね)
挿絵付きの説明もあったりします。でもそれだけでは「図をもとに」という条件を満たさないので、「月の引力=潮の満ち引き」に関連づけ(こじつけ)ようとしたりして、グダグダとたくさん書くので何を言いたいのか分からないものが多いんですが。


(追記)
 地球が自転すると、月と太陽はほぼ同じ軌道をほぼ同じ速さで回っているように見える。




0 件のコメント:

コメントを投稿