2019年5月13日月曜日

奇跡の作り方

 今朝のちょうど7時に起きた出来事である。通勤で駅まで歩いている途中、ちょうど3丁目の交差点を曲がろうとしたとき、犬のウンチを踏みそうになった。慌てて足をよけたら、足を移動したちょうどその場所に 100 円玉が落ちていた。
 運か不運かはてまた犬のフンか、なにはともあれ 100 円拾ったわけだ。

 これは 奇跡 なのだ。この前 100 円を拾ったのはいつだったろうか? 覚えちゃいないが、仮に3年前としておこう。そうすると 3年≒1000日だから、今日 100 円を拾う確率は 1000 分の 1 の確率ということになる。かなり小さい確率だが、まだ奇跡というには及ばない。
 でも、拾った場所が3丁目の交差点だったという点もなかなか珍しいことなのだ。100 円玉が他の場所でなく、まさにその場所に落ちてる確率は、おそらく 1000 分の 1 くらいの確率だろう。ここまでで 1/1,000×1/1,000 = 1/1,000,000 = 百万分の1 の確率となった。
 計算を続けよう。実は、ボクは今朝ちょっと寝坊したのだ。だから普段なら7時前に通過するその場所を、今朝はたまたま7時ちょうどに通ったのだ。ちょうどその時刻にその場所を通る確率を仮に 1000 分の 1 としよう。ここまでで確率は 十億分の1。
 まだ続く。100 円玉と犬のウンチがすぐそばに落ちている確率は、さてどれくらいか?
これも 1000 分の 1 くらいの確率なんじゃなかろうか。そうすると今朝ボクが経験したことが起きる確率は 1/1,000×1/1,000×1/1,000 ×1/1,000 = 1/1,000,000,000,000 = 1 兆分の 1 ということになる。

 これを 奇跡 と呼ばずして何と呼ぶ?

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