男にとっては自分の遺伝子を引き継ぐ者はみんな子供みたいなもの。だから孫ができるとただただうれしい。
女にとっては自分のお腹から産んだ者だけが自分の子供。だから孫はしょせん他所の子。
どうもそういうことらしい。
男は理論上はいくらでも自分の子供を作れる。だから、なるべく多くの子供を残そうと行動する。でも実際にどれだけ自分の子供を作れるかは、男にはどうにもできない。鍵は女が握っている。
女が産める子供の数は限られている。だから、できるだけ健全な子供を産み、しっかり育てたいと思う。だから慎重に男を選ぶ。たくさん産むことより、良い子を産み育てたいと願う。言い寄る男の処遇は、女が決める。
こうして見ると、子供を作るということにおいて「量を志向しながら、質を担保する」のが男、「質を志向しながら、量を担保する」のが女、そういうことなのかもしれないな。
そしてそう考えると、孫ができてやけにデレデレしているじぃさんと「それがどうした?」みたいな冷めた顔をしているばぁさんの違いが納得できるような気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿