2019年3月14日木曜日

もし性別が3種類あったら?

娘からの質問。「あかちゃんは、おかあさんのお腹から産まれてくるんでしょ」
私が答えた。「そうだね」
続いて娘。「どうして、おとうさんが要るの?」
年ごろの子供の自然な疑問だ。
父親としては、こういう質問にはちゃんと答えた方がいいんだろう。
「うーん ・・・ 犬も猫もカタツムリも、オスとメスが両方いないと産まれないんだな。
 花だって、めしべとおしべの両方要る。 そういうことになってるんだよなぁ ・・・」
「どうして2つ要るの?」、同じ質問が続いた。
「1つじゃダメなんだよ」と私。でも、それじゃ答えになっていないことに私も薄々気づいてはいる。
そうしたら娘は問いを微妙に変えてきた。「3つはダメなの?」

 えっ、3つ???
 「それじゃ、結婚するのも大変だな。3種類がいい感じで出会って、気持ちとタイミングがぴったり合うなんて、難しそうだなぁ」
 関係を維持するのも難しそうだ。2種類のときよりも、3種類になったら、もっと難しいだろうな、そんなことも考えました。
 話は微妙にズレてきているのかもしれません。もともとの話は「どうやったら子供ができるのか」という話だったんでしょう。そこに戻すべきでしょうか。
 そんなことを思っているうちに、私の頭は「3種類で子供を作るとしたら、どんな風になるんだろう?」という方へ行ってしまいました。そして空想するうちに、こりゃ大変だと思いました。その煩わしさは、2人の場合とは比べ物にならないでしょう。
 私は娘に答えました。「3つだったら、少子化がもっと進むだろうな。きっと『2つ』が最適解なんだよ」
 「ふーん ・・・ そうなのかな?」と娘。
 娘からの追及はとりあえず止みました。ここから先はママ、よろしく!


0 件のコメント:

コメントを投稿