2019年4月10日水曜日

ナノ・ワールドを探索する

 ナノ・テクノロジーという言葉があります。1 nm(ナノ・メートル)とは 10−9 mのこと。ほとんど原子レベルの小ささです。
 原子の大きさは、原子核の周りを回る電子雲を含めて、ほぼ 0.1 nm=10−10 mです。さて、原子核の大きさはというと、約 1 fm=10−15 m。ここで比率を見てみましょう。原子核と原子の大きさの比率は1:10万。原子の大きさを直径 100 mのドーム球場とすると、原子核の大きさは直径 1mm。ほとんど砂くらいの大きさですね(化学の教科書に載っている原子の図は縮尺がデタラメです)。そしてそれ故にニュートリノを検出するのが難しいんですね。

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