- A 列で乱数を使って 1 と 2 を均等にランダムに発生させる。
- B 列, C 列, D 列に罫線文字「┣」,「┫」,「┃」のいずれかの文字を1文字ずつ表示させて、下表のように A 列の値が 1 のときは B 列と C 列をつないでいるように見せ、A 列の値が 2 のときは C 列と D 列をつないでいるように見せる。
(2) 次の空欄 ア ~ カ に「┣」,「┫」,「┃」のいずれかを入れなさい。
セル B1 に入る式は = IF (A1=1 , " ア " , " イ " ) で、
セル C1 に入る式は = IF (A1=1 , " ウ " , " エ " ) で、
セル D1 に入る式は = IF (A1=1 , " オ " , " カ " ) である。
《解答》
(1) = IF (RAND ()<0.5 , 1 , 2) または = ROUND (RAND ( ) , 0) + 1 など
(2) ア ┣ イ ┃ ウ ┫ エ ┣ オ ┃ カ ┫
セル A1,B1,C1,D1 の関数式を上のようにして、それぞれ下方向にコピーすればあみだくじの完成です。
さらにアレンジすれば、
◇ 選択肢(縦線)の数を増やすようなものを作れそうですね。
◇ 1つを選んだとき、当たりか ハズレ を表示する
◇ 1つを選んだとき、道順を表示する
ところで、なぜこれを「あみだくじ」と呼ぶか。あみだとは阿弥陀さまですね。一説によると、今のあみだくじは上から下に辿りますが、昔のあみだくじは真ん中から外に向かって放射状に広がっていたようで、その形が阿弥陀像のご光背と似ていることから名付けられたようです。
そして円形あみだくじには大きなメリットがあります。それは公平性。長方形あみだくじは、端の方と中程があって、どうしても均一になりにくいんですね。その点では円形あみだくじの方が均一に散らばります。その意味で、結果を読みにくい。さすが阿弥陀さまは、あまねく平等に照らしてくださるようです。
とはいえ、円形のあみだくじをエクセルで作るのは難しそうですから、今どきのあみだくじは長方形で良かったな、と。
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