そうすると、テストの点数と学力とはだいぶ趣の異なるものになる。テストの点数は「いま現在知っていること、わかっていること、できること」を測るもの。それに対して、学力とは「将来にわたって学び続ける力」である。つまり、現在から過去を見るのがテスト、現在から未来を見るのが学力、それくらいの差になる。
さて「学力=学ぶ力」とは具体的にどんな力か。
○ 学ぶ意欲、興味・関心、問題意識がある。
○ いま自分が何を学ぶべきかを感知できる。
○ どうやって学んだらいいかを知っている。
○ そのために要する時間や労力を見積れる。
○ 数ある学び方のどれが適切か選択できる。
そんな力だろう。この意味での学力はテストでは測れない。でも、テストの点数より、もっとずっと大切なことだろう。
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