2019年5月13日月曜日

実習生におしゃべりしてもらった(その1)

(2015年夏)

 先月ウチの学校で教育実習があった。ボク自身には実習生はついていなかったのだが、実習生の一人が「授業を見せてくれ」というので、見せても誰の得にもならないと思って、せっかくだから実習生におしゃべりしてもらうことにした。
 というのは、授業の練習は担当の教員の授業でやっているはずだし、ボクの授業を見ても勉強にはなりそうにない。むしろこれから大学へ進もうとしている高校生に向かって研究のことでも大学生活でも何でもいいので話してもらった方が、生徒のためにもなるし、実習生のためにもなるし、ボク自身も楽しめそうだったので、それを提案したわけだ。
 今日は(その1)。教育実習に来ていた女子学生、女子高出身のリケ女である。その話の中から、ボクが面白いと思ったことを書いておく。

◇ 女子高出身者と男子高出身者は、実は気が合う。
 女子高出身者と男子高出身者も、どちらもあけすけに何でも言いたいことを言う習慣が身についている。
 それに対して共学では、女の子も男の子も異性の目を気にしてあまり本音を出さない。
◇ 理工学部では男子と女子の割合がほぼ9;1であるのに対して、文学部ではほぼ男女半々。
 でも、文学部に行った方が女の子と仲良くなれるかというと、そうでもない。文系の授業は教授の話を聞くだけの授業が多いから、周りに女の子がたくさんいても話す機会が無い。
 それに対して理系では実験や実習などみんなでいっしょにやる授業が多いから、女の子と話す機会も多い。

 ウチの高校は男子校だから、この話でみんな安心したというか、喜んだというか、ボクにとっても面白かった。

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