点 P(acosθ・t , asinθ・t-t2)について考える。
ただし、a とθは定数で、a>0 ,0°<θ<90° である。
(1) 点 P の軌跡を求めよ。
(2) 点 P の y 座標が 0 になるときの点 P の x 座標を求めよ。
(3) (2) の x 座標の値が最大になるのは、定数θがいくつのときか。
《 答え 》
(1) x=acosθ・t …① , y=asinθ・t-t2 …② とおく。
①より t=x/acosθ
②に代入して y=tanθ・x-x2/a2cos2θ (x>0) ← 放物線軌道を描く
(2) y=asinθ・t-t2=t(asinθ-t)=0 より t=asinθ(∵t>0)
このとき x=acosθ・t=a2 sinθcosθ=a2 sin2θ/2
(3) (2)より x が最大になるのは 2θ=90°⇔θ=45°のとき。
以上から、ボールを遠くに投げるには仰角45°の角度で投げれば良いことがわかる。
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