Facebookの寺西隆行さんの
投稿 にコメントした。彼の問題意識は「
数学を学ぶことが論理的思考力を身につけることにつながるのか?」というもので、彼自身それに対して否定的に考えていたようだ。それに対する僕の考えを記したものだ。
数学の論理は「100%正しい論理」。「論理的な思考」というときの論理は、それとは違う。そもそも100%正しいものなら現実には最初から議論にならないわけです。
では、数学が現実に生きる場面は無いのかというと、それも違う。2つ挙げます。
1つは「社会を数字で見る目を養う」こと。そのためには「中学までの数学+指数・対数」で十分です。(指数・対数が必要な訳は、世の中の物事は指数関数的に変化するから)
もう1つは「コンピュータを動かす論理に通じる」こと。数学の論理=100%正しい論理は「コンピュータの中で現実に動いている論理」だからです。
以上まとめて言うと、プログラミング教育が入るのに合わせて、高校数学から指数・対数以外のものを全部やめればいいと(中高の数学教員である)私は考えています。
勢いでバァーっと書いたもので、極論のように見えるかもしれないが、なかなか的を射ていると我ながら思う。後できちんと
記事 にまとめたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿