われわれはふだん10進法で数をあらわしているが、コンピュータでは2進法や8進法や16進法などもよく用いる。一般に、n進法ではn個の数字を使って数をあらわす。nが10以下の場合には、アラビア数字を用いれば良いが、10を超える場合には、英語のアルファベットを用いることが多い。たとえば、16進法では、
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,Fの16個の記号を用い、A,B,C,D,E,Fは10進数の10,11,12,13,14,15にそれぞれ対応する。16進法では桁ごとに16倍ずつ大きくなるため、たとえば 7E2 は、7×162+14×16+2を計算することで、10進法の2018をあらわしていることがわかる。
以下では、n進法で数をあらわしていることを明記するために、nが10以外の場合、7E2(16) のように(n)を添え字として書くことにする。
(1) 10進法の2018を18進法であらわすと □□□(18) である。
(2) 10進法の1000を n 進法であらわすと 516(n) となったとき、n= □□ である。
(3) 8進法で係数をあらわした2次方程式 x2-22(8) x +120(8) =0 の解は、8進法で □□(8) と □□(8) である(ただし □□(8) ≦□□(8) とする)
(4) m進法で係数をあらわした2次方程式 x2-23(m) x +114(m) =0 の解の1つが m 進法で 5(m) であったとき、m=□□ であり、この2次方程式のもう1つの解は m 進法で □□(m) である。
《答》
(1) 642 (2) 14 (3) 10 12 (4) 07 15
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