明日は福島第1原発の敷地に入る。事故を起こした原子炉の中には入れないだろうけれど、事故現場付近を歩くことは出来そうだ。
お泊まりは J village。原発事故後は対応のための拠点になっていたが、去年2018年にスポーツ施設として再開した。
- 福島県産の農産物・魚介類はすべて放射線値を測定していて、その数値が他の地域と全く変わらないということは、福島県産の農産物・魚介類が世界で一番安心・安全ということだ。他の地域の物には何らかの理由で線量の高い物が混じっていないとも限らないが、福島県産の物にはそういうことはありえない。
- 少子高齢化・過疎・後継者不足などいずれ日本中で起きるであろう問題が、原発事故によって一足早く福島で顕在化した。そのように受け取ると、福島は日本全土のモデルケースになるということだ。また、今はまだ世界中で廃炉の実績は少ないが、今回の過程で福島ならびに日本が廃炉先進国になる可能性が高い。
- 原発や放射線について一般の人の理解を得ようとするのは所詮無理だろう。むしろそれらについて理解しうるだけの意欲・能力を持った人たちの目が原発・放射線に向いたという意味において、これはチャンスだ。体験学習、アクティブ・ラーニングを実施するための絶好の教材にもなりうる。
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