2020年1月29日水曜日

変わり続けるということ

 これだけ価値観や選択肢が多様な時代にあって「ひとつに決めろ」と言われても、ひとつに決まるわけがない。これだけ人生が長くなって変化が早い時代にあって「ひとつのことを極めろ」と言われても、同じことをやり続けられるわけがない。
 では、どうするか。同時にいくつかのことをやる。やることを時々変える。これしかないんじゃなかろうか。
 もちろん何でもできるわけじゃない。限られた条件の中でやれることは限られるし、そもそも出来ないものはできない。だから結局は、できることを、できる範囲でやるしかない。
 さて、何ができるか。まず、できることは、できる範囲を「広げる」ことだ。もうひとつ、できることは、できる程度を「深める」ことだ。これに尽きるんじゃないだろうか。
 いろんなところに首を突っ込んで、なにはともあれ試してみる。時にはこだわってのめり込み、時にはあっさりと他に移る。何をやってもうまくいく保証はない。何をやってもなんとかなる可能性はある。だから変わり続ける。
 そのために必要なことは「なにをやるか」というアンテナを常に立てておくこと。アンテナは自分の外と自分の内の双方向を向いている。そして、いつももぞもぞ動いている。何かを始めれば、きっと次につながる。そうやって生きていこう。

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