2020年8月3日月曜日

面接に変わって「動画提出」のコロナ入試

◇ 慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)の「自由応募入試(AO入試)」の「募集要項」に次のような記載がある。

 新型コロナウイルス感染症の感染状況により,面接試験の実施が難しい場合には,遠隔面接を行う場合があります。

 面接試験および遠隔面接のいずれもが実施できないと本学が判断した場合,2次選考(面接)は行わず,1次選考の合否を最終合否とします。そのため,今回は1次選考の必須資料として「3分間のプレゼンテーションビデオ」を課します。

◇ 横浜国立大学の2021年度「入学者選抜要項」の「教育学部」にも同じような記載がある。

○ 総合型選抜
       (変更前) → (変更後)
【第1次選抜】小論文試験 → 小論文試験の内容に相当する課題
【第2次選抜】個人面接  → 面接試験の内容に相当する課題として、動画での提出

○ 一般選抜
(変更前)集団面接試験(調査書および自己推薦書の評価を含む)と小論文(教育課題論文)
  ↓
(変更後)面接試験と小論文試験に相当する内容の動画やレポート等の提出物により合格者を決定します。

 なお、横浜国立大学では「個別学力試験(2次試験)を中止する」ことを決めた。2021年度「入学者選抜要項」に記載がある。

 令和3年度(2021年度)の入学者選抜においては、新型コロナウイルスの感染拡大防止に関わる対応として、試験日程や選抜方法を今後さらに変更する可能性があります。

(変更前)大学入学共通テスト+個別学力試験等
  ↓
(変更後)大学入学共通テストの成績により合格者を決定します。
     個別学力検査の成績は、大学入学共通テストの成績で代替します。

 ところで、大学入試共通テストが必ず実施できるという保証はない。だから「今後さらに変更する可能性」が確かにある。

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