2019年3月14日木曜日

20年後の人口ピラミッド

 Population Pyramids of the World というサイト(http://populationpyramid.net/)がある。国と年をクリックして選べば、その時点での人口ピラミッドを描いてくれる。20年後の世界と日本の人口ピラミッドを描いてみた。


 世界の人口ピラミッドは下に行くほど太くなっていて、一応ピラミッドに近い形をしている。一方、日本のそれは65-69歳をピークにして下に行くほど細くなっていて、とてもピラミッドとは言えないような形をしている。
 20年後とは、僕であれば70歳代でたぶん生きているだろうし、できればまだ働いていたいと思っている頃である。いま高校生の娘は、働き盛りの頃だろうか。そんなに遠い先の話ではない。
 20年後の勤労世代は今現在生まれている人たちだからこれ以上増えようがないし、高齢者が減る見込みもない(計画的に減らすことはできない)。これから出生率が高くなってもこれから生まれてくる人たちは20年後にはまだ子供だから、勤労世代の負担はますます増える。
 「先の見えない時代」というけれど、「日本の先はもうすでに見えている」のかもしれない。見ようとしないから見えないだけなのかもしれない。
 だったら見ちゃおうよ。どうせ間もなくそうなるのなら、「見えない」なんて言ってないで、ちゃっかり見ちゃった方がうまく生きられるんじゃないか。


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