2019年3月16日土曜日

なぜ寝っ転がってパソコンを使うのは難しいのか?

 床に寝っ転がってテレビを見たり本を読んだりゴロゴロしたりウトウトしたりすることはよくあるが、寝っ転がってパソコンをするのは難しい。テレビを見るのも本を読むのもゴロゴロするのもウトウトとするのもパソコンするのも似たようなものだと思うが、その中でパソコンだけは寝っ転がってやりにくいのである。
 特に冬場に床暖房がついていたりすると、パソコンだって床に寝っ転がってやりたくなる。どうせダラダラやるのだから、必ずしも椅子に座ってなくてもいいじゃないかと思う。ちなみに、スマホやタブレットなら寝っ転がってやるのもそれほど難しくないのかもしれないが、キーボードを使いたいとなればパソコンでなければならない。ここで言っているのは、キーボードのついたパソコンのことである。
 寝っ転がってやるとなると、仰向けになるか、横向きになるか、うつ伏せになるかのいずれかである。ところが、そのいずれも、ダメなのである。
 仰向けになると、パソコンを手で持っていなければならないから、キーボードが打てない。横向きになると、パソコンを固定することはできても、肘を伸ばすスペースがないからやっぱり文字を打てない。そして、うつ伏せになると、パソコンを固定できて文字を打てるのだが、男なら ○○ が痛い、女なら ◇◇ が痛い。
 考えてみると、○○ も ◇◇ も必要なのは一生のうちのほんの短い期間だけだ。人生80年とすると、せいぜい数年の間だけ。けれども、人はそれを一生抱えて生きている。そいつが、うつ伏せに寝っ転がってパソコンやるのをジャマするのである。
 いま、床暖の上で寝っ転がってブログを書いている。ぬくぬくだけど、痛い。人間ってあんがい不便なものだなぁと思ったり、種の保存のために進化してきた生物の一種だから仕方ないのかなぁと考えたり。こうして、自分もまた自然界の生き物の1つなんだなぁと思い返したり。


0 件のコメント:

コメントを投稿