A | B | C | D | E | F | |
1 |
ボーダー
|
点
| ||||
2 | 受験番号 | 科目A | 科目B | 合計 | 合否 | 補欠 |
3 | 1 | 73 | 88 | |||
4 | 2 | 61 | 70 | |||
5 | 3 | 91 | 52 | |||
: | : | : | : |
(1) まず、D列に科目Aと科目Bの合計点を表示します。セルD3の式は( ① )です。
(2) セルD1にボーダーの点数を入力します。科目Aと科目Bの合計点がセルD1の値以上であればE列に「合」の文字を表示し、そうでなければ何も表示しないようにするには、セルE3の式を( ② )とします。
続けて、補欠合格について考えましょう。ボーダーより1点低い者を「第1補欠」、2点低い者を「第2補欠」、3点低い者を「第3補欠」とし、それぞれを数字の 1 , 2 , 3 でF列に表示することにしましょう(それ以外は空欄とします)。セルF3の式を次のようにすればそれが可能です。
=IF(③,””,IF(④,””,⑤))
(3) ところで、実際の入試では他の合否基準を採用する場合もあります。
《例1:一芸入試》
科目A,Bのうち少なくとも一方が90点以上であればE列に「合」の文字を表示し、それ以外は何も表示しないようにするには、セルE3の式を次のようにすればよい。
=IF(⑥,”合”,””)
《例2:足切り》
合計がセルD1の値以上で、かつ科目Bの得点が50点以上であればE列に「合」を表示し、それ以外は何も表示しないようにするには、セルE3の式を(⑦)とします。
中1から中2の2学期までに習ったエクセル関数は、
<四則計算> +,-,*,/これだけです。これだけで設問のようなことが実現できます。
<基本関数> =SUM(セル範囲) =AVERAGE(セル範囲)
=MAX(セル範囲) =MIN(セル範囲) =COUNT(セル範囲)
<条件分岐> =IF(条件式,真の場合,偽の場合)
<相対参照と絶対参照> A1,$A1,A$1,$A$1
《解答》
(1) D3 ① =B3+C3 または =SUM(B3:C3)
(2) E3 ② =IF(D3>=D$1,"合","")
F3 ③ D3>=D$1 ④ D3<D$1–3 ⑤ D$1–D3
(3) E3 ⑥ MAX(B3:C3)>=90
E3 ⑦ =IF(D3>=D$1,IF(C3>=50,"合",""),"")
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