◇ プレーヤーの人となり
プレーヤーはいずれも合理的かつ利己的である。すなわち、自分と相手の損得をシビアに計算して、その上で自分の利益をとことん追求する。そして、相手が合理的かつ利己的であることをお互いに知っている。そういう中で互いの手を読み合って、行動する。
◇ 解に至ればゲームは落ち着く
・ (3 , 3) が 解? ・ (4 , 2) が 解?
人Aにとっては手を変えた方が得。 人Bにとっても手を変えた方が得。 つまり、両者は(3 , 3) に留まらない。 だから、(3 , 3) は解でない。 | 人Aにとっては手を変えたら損。 人Bにとっても手を変えたら損。 両者にはそこから動く理由が無い。 だから、(4 , 2) は解である。 |
◇ ゲームの解のイメージ
<解1つ> <解2つ> <解なし>
どこにボールを置いても、必ず1ケ所に転がり落ちる。 | へこみが2つあって、どちらかに転がって、安定する。安定すれば、少々揺らしただけでは他方のへこみに移動しない。 | (↑ だまし絵のつもり)転がり続けて、いつまでも安定しない。 |
☆ ところで、ゲーム理論とは?
・・・それについてはこのように答えたい。
「やってみて、『こんなもんか』と思えば、それがゲーム理論だ」と。
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