2019年3月23日土曜日

肯定形でしゃべろう

否定形肯定形
こんなバカなことは二度とやるな。次やるときはもっとうまくやれ。 
大声出すな。静かに話せ。
無駄使いするな。(お金を)大事に使え。

 左側は結局のところ「やるな」「話すな」「使うな」と言っている訳である。
 それに対して右側は「やれ」「話せ」「使え」と言っている。正反対である。

 それを言う人の本心がどうであれ、左側は実際に「やるな」「話すな」「使うな」と言っている。確かにやらなければ、しゃべらなければ、使わなければ、ヘマはしないし、うるさくないし、無駄にもならない。けれども、それではいつまでたってもうまくできるようにならないし、やる気そのものが削がれてしまう。
 それに対して右側は、やること、しゃべること、使うことを推奨しているのである。はっきりそう言っている。



 一番下の例、実は娘に教えられた。

父 : 無駄遣いするなよ。
娘 : それを言うときは「大事に使え」って言った方が良いんだってさ。
父 : なるほど。。。
(娘がどこかで聞きかじってきたんだろうけど、娘も僕も「なるほど」と納得したというわけだ)

(後日)
父 : 大事に使えよ。
娘 : おぉっ、言い方変えたね。
父 : 学習したからね。
娘 : さっすがぁ、エライ!
父 : でしょ!

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