学校で僕が△△△をしようとした。そうしたら生徒が言った。「僕も△△△をしたくて、○○先生に『△△△していいですか?』と聞いたら『ダメ』と言われました」と。○○先生にそう言われて、彼は△△△するのをやめようと考えたようだった。
僕は思った。「別に何の問題もなさそうだから、やっても構わないだろう」と。そこで、その生徒にこう言った。「君は他人に言われた通りに動くのか? 少しは自分の頭で考えたらどうだ?」と。要するに僕はそそのかしたわけだが、結果として僕より先に彼は△△△した。
時と場合によるだろうけれど、人に言われた通りにやるのが良いとは限らない。時には自分の判断を優先することがあって良い。先生と生徒の関係であろうが、親と子の関係であろうが、上司と部下の関係であろうが。
自分の頭で考えれば間違えることはある。怒られたら面倒くさい。でも、他人に言われた通りに動くことで別の面倒くささが発生するし、他人に言われた通りに動いても間違えることはやっぱりある。だから、そこまで自分の頭で考えて、他人に言われたことと自分の頭で考えたことを両てんびんにかけて、自分で判断すればいい。
何はともあれその生徒は、自分の頭で考えて、◯◯先生の言うことには従わずに、△△△をやったのである。△△△とは何なのか、そんなことは問題ではない。実際には些細なことだ(◯◯先生にとっては大きいことかもしれないが)。
結果的にうまくいった。◯◯先生に怒られることもなかった(バレていないだけかもしれないが)。でも、結果がどうだったかということも実は大した問題ではない。大事なことは、自分で考えてやったということ。めでたしめでたし。
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