(図2)のグラフから「中央値の半分以下の世帯の割合」を求めてください。
総務省統計局のサイト(→ https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2019_gai2.pdf )より
先ほどの「所得」の分布より極端ですね。平均値はグラフに書いてあるように1755万円ですが、ピークはグラフの一番左の「100万円未満」です。すなわち最頻値は「50万円」となります。
さて、中央値はいくらでしょうか。また、このグラフから「大人の相対的貧困率」を求めるといくらになるでしょうか。
下から順に割合を足していくと、1000万円までで50.5%となります。つまり中央値は約1000万円とわかります(総務省統計局のサイトによると「貯蓄0世帯を含めた中央値は967万円」です)。
その半分は約500万円。グラフから500万円以下の割合を足すと、31.5%ですから、「ほぼ3世帯に1世帯が相対的貧困」ということになります。この数値を見ると、「子供の相対的貧困率」は「大人の相対的貧困率」に比べてむしろ少ないという見方もできますね。
さて、中央値はいくらでしょうか。また、このグラフから「大人の相対的貧困率」を求めるといくらになるでしょうか。
平均値 | 1755万円 |
中央値 | 967万円 |
最頻値 | 50万円 |
相対的貧困率 | 31.5% |
その半分は約500万円。グラフから500万円以下の割合を足すと、31.5%ですから、「ほぼ3世帯に1世帯が相対的貧困」ということになります。この数値を見ると、「子供の相対的貧困率」は「大人の相対的貧困率」に比べてむしろ少ないという見方もできますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿