2019年3月21日木曜日

ゲーム理論(2008年度センター試験より)

 2008年度の大学入試センター試験の政治・経済に「ゲーム理論」の問題が出題されていた。以下、引用する。



第3問 問1
・・・(一部略)・・・国家間の協力が必ずしも実現できないことを説明する際に、次の表であらわされるゲームを考えることができる。このゲームでは、A国とB国の二つの国家があり、お互いに相談できない状況で、それぞれが協力か非協力かのどちらかを同時に選択する。その結果として、それぞれの国は表中の該当するマスに示された点数を得る。例えば、A国が「協力」、B国が「非協力」を選んだ場合、A国は1点、B国は9点を獲得することになる。このゲームの特徴について、表から読み取れる内容として正しいものを、下の(1)~(4)のうちから一つ選べ。

B国
協力非協力
A国協力A国に10点
B国に10点
A国に 1点
B国に 9点
非協力A国に 9点
B国に 1点
A国に 2点
B国に 2点

(1) A国にとって、もっとも高い点数を得る可能性があるのは、「非協力」を選んだ場合である。
(2) A国にとって、もっとも低い点数しか得られない可能性があるのは、「非協力」を選んだ場合である。
(3) A国にとって、B国が「非協力」を選択する場合、「非協力」を選択した方がより高い点数を得られる。
(4) A国にとって、B国が「協力」を選択する場合、「非協力」を選択した方がより高い点数を得られる。



問題文をちゃんと読めばチョロイと思うが、確かに「ゲーム理論」の問題ではある。
正解は (3)


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