2019年3月25日月曜日

めざせ、地球シミュレータ

 「モデル化とシミュレーション」の授業6回目の続き。ここで、もう1つ問題です。
      <トライアル5-2
 次の文章中の「CO2濃度と気温との関係」を図解モデルに表しなさい。
 化石燃料を燃やすと大気中のCO2濃度が増加し、温室効果により気温が上昇する。気温が上昇すると、海水に溶けていたCO2と水蒸気が大気中に放出される。気化熱は気温を下げるが、水蒸気も温室効果ガスであるため気温上昇をもたらす。また、CO2濃度・気温の上昇は植物の成長を促し、大気中のCO2を減らす要因となる。
変動する量が2つありますから、これも「食物連鎖」の場合と同じく連立型になります。ストックとして「CO2濃度」と「気温」の2つを立てましょう。
 ところで、それぞれの影響力の大きさ(つまり、係数・寄与度)が分かればシミュレーションできるかもしれませんが、その値がどれくらいなのかボクには(専門家でも?)見当がつきません。ですから、シミュレーションできません。
 ここでは、文章を忠実にわかりやすい言葉で図解モデルに表してください。この問題は、図解したら終了です。右の図で一通り網羅しています。


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