数学的に正しい式としては 1 + 2 + 4 + … + 2n−1 = 2n − 1
なんですが、2nの概数を求めるためにザックリ計算しますので、1 の差なんかどうでもいいわけです。
計算を示しますと、
1 + 2 + 4 + … + 2n−1 = (1 + 2 + 4 + … + 2n−1)×(2 − 1)
= (2 + 4 + 8 + … + 2n)−(1 + 2 + 4 + … + 2n−1)
= 2n − 1
≒ 2n
となります。
この公式はこんな場面で使えます。
王様:褒美にこれから 30 日間、毎日1万円ずつお前に与えよう。さて、この家来が 30 日後にいくら手にするかというと、
家来:めっそうもございません。
1日目に1円、2日目にその倍の2円、3日目にそのまた倍の4円、
・・・ このように 30 日間いただけたら十分でございます。
王様:欲のないヤツよのう。希望とあらば、そうしてやることにしよう。
1 + 2 + 4 + … + 229 = 230 = 10 億円!家来はウハウハですね。
(ちなみに、このまま続けると 40 日目には 1 兆円、54 日目には 「京」 の単位に達します)
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