2019年3月31日日曜日

円柱3本の交わり

 前の問題「円柱2本の交わり」で、円柱2本(の中心線)が垂直に交わるときの交わり部分について考えました。


 今日は、さらにもう1つ円柱を加えて、円柱3本が垂直に交わるときの交わりについて考えましょう。
 どんな形? 体積は?



 円柱2本の交わりはこの(↓)ようなものでした。


 これをもう1つの円柱で切ると、上と下はそのままで、中ほどの回りの部分が(↑)削り取られます。
 ここで、削られずに上に残った部分を A と呼ぶことにします。A の体積は、円柱2本の交わりを求めたときと同じやり方で積分で求められます。
 また対照性を考えると、円柱3つの交わりの図形は、立方体の6面に A がくっついたものになります。
 というわけで、その体積は上の計算を実行して、 8 (2-√2) となります。


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