国語力というのはとても広い概念です。読解・表現・鑑賞など多岐にわたります。ところが、国語の問題で問われるのは、そのほんの一部です。はっきり言えば、読解力がほとんどです。
大学入試の国語は、大きく現代文と古典(古文・漢文)と小論文に分けられます。この3つは求められているものが違いますから、対処法も異なります。というわけで、これから現代文と古典と小論文に分けて必勝法を考えます。
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現代文という閉じた空間
国語力とはかくも多種多様なものなのです。だからこそ、しっかり区分けしましょう。何を求められているのか、どこをどのように読むのか、何を考えて何を書くのかは、現代文と小論文ではまるで違います。そこがズレるとガタガタになります。現代文を読みながら考えると「お前は人の話を聞いてない」と言われ、小論文で正しいことばかりを書くと「少しは自分の頭で考えろ」と言われます。
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